はじめに
今回はキックのサンプルを重ねてリッチな音を作る事前準備を行う。
DAWやドラム専用音源にあらかじめ用意されているサンプルが100%好みに合っているということはほぼない。選んだサンプルという自分の好み音色にエディットする作業が不可欠となる。EQやコンプレッサーを入れる前に、基になる音色を作る。
2種類のキックを読み込む
- MIDIトラックにDrum Rackを立ち上げる
- 傾向の違う2つのキックを読み込む
サンプルに重ねるときは似た音色を選ぶのではなく、アタックや周波数のピークが異なるものを選部とするのが効果的である。
今回はKick_707とKick_808を利用する。
Spectrumで周波数をみる
キックに限らず、全トラックにSpectrumを立ち上げて、そのサンプルがどんな周波数分布を持っているかを把握しておくことが必須。
キックはキックのいるべき周波数に置いておくとミックスがまとまる。
ハイハット、ベース、シンセ・パッドなども意外なほど幅広い周波数分布を持っている。ミックスが団子状態にならないためには必須の作業である。
707
808
707+808
終わりに
今回はキックのサンプルを重ねてリッチな音を作る事前準備を行った。次回はここから太いキックサウンド作り方を紹介する。
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