モードの作曲理論6

はじめに

前回学んだ7種類のメジャーモードがどのような性質、色彩を持っているのイメージづけをする。調性音楽はメジャー・キー、マイナー・キーの2種類のキーから飛び出す方法が確立されている。

それは、曲の中で一時的に小説単位で別のキーに転調することである。調性音楽の音楽理論の大部分は、この一時的に転調方法をまとめたものである。一方モードは、スケールごとに固有の響きを持っており、

数多くのマイナー感、メジャー感が存在する。よって、調性音楽のように苦労することなく、モードを

変えるだけで様々な雰囲気が表現できる。今回はこのモードの様々な雰囲気について学んでいく。

ダイアトニック・モードを明るさと/暗さで把握

下記表にダイアトニックの・モードの特徴をまとめられている。

大きな分類として、スケール音の3rdの状態によってメジャーキー・マイナーキーを分類している。

メジャー、マイナーでそれぞれ基準となるモードはアイオニアン・モード、エオリアンモードで、そこか

らみたスケールの特徴、イメージになっている。

スケールの赤枠はモードを決定づける特性音で、リディアン=#11th、ドリアンであれば♮13thである。

基準となるスケールから変化した音がそのモードの特性音である。

ダイアトニック・モードを明るさと/暗さで把握

上記の表はエレクトロニック・ミュージック・クリエイターのための作曲アイデアと表現テクニックのイメージの内容をそのまま記入している。上記のようなイメージだけを持つのは危険なため、もう1つのダイアトニック・モードイメージを紹介する。

1音がモードを決定する

メジャー・モードであるアイオニアンとリディアンを比較してみる。アイオニアン・スケールとリディアン・スケールの違いはたった1音で、それは4番目の音(4th/11th)である。リディアン・スケールは#4thを持っていて、これがリディアンを決定付ける唯一の音である。これを特性音という。

仮に4thも#4thも鳴らさない場合、モードを確定することができず、アイオニアンかリディアンか判別ができない。特性音は、通常はモードに1音だけ存在する。特性音を鳴らすことでモードの響きが表現でき、調性音楽とは違うモードの世界へと入っていける。

ダイアトニック・モードの特性音

下記表はダイアトニック・モードの特性音をまとめている。

特性音を覚えていれば、効果的に作曲を行うことができる。

終わりに

今回、モードは、スケールごとに固有の響きを持っており、モードを決定づける特性音について学んだ。

モードの様々な雰囲気を表現するために特性音を鳴らすことでモードの響きが表現でき、調性音楽とは違うモードの世界へと入っていけることを学んだ。

次回はそのスケール音の重要度があること、モードに於けるハーモニーの考え方を学んでいく。

 

 

 

 

 

音楽理論
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