はじめに
アナログシンセサイザーの音の流れは前回紹介した通り。
引き続きシンセサイザー入門を読み進め、さらに楽器として機能させるために、前回の機能にモジュレーション(Modulation)を追加して学んでいく。
モジュレーションの種類
モジュレーターには下記2種類がある。
- LFO(Low Frequency Oscillator):ロー・フリケンシー・オシレーター
- ENV(Envelope Generator):エンベロープジェネレーター
前回の学んだVCO、VCF、VCAのそれぞれを指定し変化を加えることができる。
音声信号ではなく、あくまでも情報を送る。
例1)LFOでVCOに信号を送れば、同じ周期で音が揺れる。
例2)ENVでVCAに信号を送れば、音を出したり、止めたりすることができる。
下記図は、制御信号も考慮に入れたシンセの信号の流れ

上記図は、制御信号も考慮に入れたシンセの信号の流れ
今では、使用するモジュレーションはある程度限定されており、どのブロックに信号を送るのか決まってきている。
そのため、専用のモジュレーションが準備されてたり、決まったブロックに配置されている。
下記のように設定されていることが多い。
※本来は信号をどこにでもかけられる。
- LFO→VCO
- ENV1→VCF
- ENV2→VCA
終わりに
今回はアナログシンセサイザーの制御信号であるLFO、ENVを加えて、音の流れを勉強した。
次回はENVをVCA、VCF、VCOに使用することでどのような音を作り出すことができるのかを勉強していこうと思う。
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