シンセサイザー入門5

はじめに

今回はシンセサイザーとは直接関わりはないが、もっともシンセらしいという点で重要な機能であるポルタメントについて紹介する。

ポルタメント(Portament)とは

ポルタメントは音程を滑らかに移動する機能である。

鍵盤上の正確な音程では出すことができない微妙なニュアンスを表現することができる。

一般的な楽器ではグリッサンドという奏法に似ている。技術的にはグリッサンドと同じである。

  • グリッサンド:鍵盤楽器など音程がしっかり決まっている2音間の音を一定の速度でスライドしてする演奏技法。
  • ポルタメント:2音感の音を滑らかに徐々に音程をスライドする演奏技法である。

シンセサイザー入門 音作りが分かるシンセの教科書(CD付き)P.23の図

上記はポルタメントとグリッサンドの違い、ポルタメントを使った奏法での音の動きを表している。

機種によっては、この機能をGlide(グライド)と呼ぶ場合もある。パラメーターはタイムが準備されており、次の音程にいくのにどれだけ時間をかけるか設定できるものとなっている。

終わりに

今回はシンセサイザーに用意されているポルタメント(グライド)の機能について勉強した。

今回の勉強で、アナログシンセサイザーで使用するシンセ全体に通じる概念をまとめることができた。全5回で大まかにシンセサイザーの構造や機能について学んだが、これらの知識でその機種に依存した設定ではなく、あらゆるシンセ全体に通じる概念を理解出来たのではないだろうか。

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